海外のホテルでは、文化や考え方の違いから日本では考えられないことが起こります。
例えば、インド(ニューデリー)の5つ星ホテルに宿泊し、チェックアウトの日。部屋を出ましたが(オートロック)ドアがふわっとしている気がしたので、よく確認したところなんと鍵が壊れており、滞在中鍵がかかっていなかったことに時に気が付き驚愕しました。(なぜ入室時に気がつかなかった私。。。。)
ホテルの星のランクは設備の充実度(フロント24時間、ジム付きetc..)で決められているので、5つ星ホテルだからといって油断は禁物です!!!
1年間のうち約半分はホテル暮らしだった元CAの とくまりょ が感じた、海外と日本のホテルの違いをご紹介します!!
日本と海外の違い
アメニティ
日本のホテルではシャンプー・リンス・歯ブラシ・麺棒・スリッパ・パジャマなどを置いてくれていることがほとんどですが、海外のホテルでしっかりとアメニティが置いてあることはほとんどありません。五つ星ホテルや、高級リゾートホテルなどには歯ブラシやシャンプー、カミソリやクシなどが置いてありますが、スリッパやパジャマはありません。その代わり、バスローブは置いてあることが多いです。着たことはありませんが、、
アメニティや設備のある無しはホテルによって違います!ホテル予約の詳細ページに書かれていたりするので、確認しておくことをオススメします!また、ドライヤーや冷蔵庫、セーフティーボックス、湯沸かし器がなかったりもするので、ホテルを検索する際に自分が譲れないポイントを絞って検索&予約すると、実際泊まってから「しまった!」とならずに済みます!!ただ、アメニティに関しては、「アメニティ有り」と書かれていても、自分が思っていたほど充実していないことがほとんどなので、私が海外のホテルに泊まる時は、スリッパやパジャマ、歯ブラシ、シャンプーは必ず自分で持っていきます。
ハウスキーピング(お掃除さん)
同じホテルに連泊する場合は、お掃除さんがタオルを替えたり、ベッドメイキングをしたりと掃除にきてくれます。時差ボケでちょっと部屋で昼寝したいなど、日中にホテルの部屋にいる場合は、ドアノブに掛かっている「Don’t disturb」(邪魔しないで)カードを見えるようにして部屋の外のドアノブにかけておく事をオススメします!(鍵穴にカードを挿すタイプや、ドア付近のボタンを押してランプを点灯させるタイプもあります)
それをかけて意思表示をしておかないと、中に人がいようがいまいが、自分の掃除担当の部屋を終わらせるためにズカズカと部屋に入ってきます笑
入って来られないように内鍵を掛けている場合でも、「ハウスキーピング!!!(掃除するよ!)」ドンドンドン!という感じで大声でドアを叩かれます。いきなり海外のホテルでドアを叩かれたら怖いですよね。
「Later,plese.(レイタープリーズ)」(後でお願いします!)と言えば後回しにされます。自分が部屋を出た後に掃除してもらえるように、次は「Don’t disturb」と書かれていない方を見えるようにして、ドアノブに掛けておきます。「Don’t disturb」カードの裏には「Clean up,plese」(掃除してください)とか書かれています。
また、タオルを替えて欲しい場合は、日本でもよく見かけるこのメッセージカードが無いか確認しておきましょう。タオルが置いてある場所にかかっていることが多いです。上のカードを簡単に訳すと、「そのままタオルを替えずに使用済みのものを使う場合は、タオル掛けに掛けておくか、洗面台に置いておく。新しいものに替えて欲しい場合は、使用済みのタオルを床に置いておくように」と書かれています。
日本だと、このメッセージカードがあって、タオルを掛けたままにしておいても新しい物に交換してくれている場合もありますが、海外ではきっちりルールに従って交換してくれないので、新しいタオルが欲しい時は床に置いておきましょう!
内鍵は必ずかける
部屋のドアに内鍵が付いている場合は、内鍵を必ずかけておきましょう。私が話を聞いたのは、今のところ2名の友人からだけですが、夜にホテルの人が友人の部屋に勝手に入ってきていたことがあるらしく(どちらも東南アジアの五つ星ホテル)危ないので、念のために内鍵は掛けておくことをオススメします!!
怖すぎる!!!
私は、内鍵がついていなかったホテルでは、スーツケースを扉の目の前に置いてバリケードを作りました笑。ドアがスーツケースにぶつかった音で気づくかなと思い、、
私物の管理
自分が出かけている時はハウスキーピングの人が部屋に自由に出入りできる状態にあります。盗られたくないものなどは自分のスーツケースに入れて鍵をかけておくか、セーフティボックスに入れてロックしておきましょう!!
たまーに、洗面所に置いていたお気に入りの化粧品を盗られたりする人がいるので気をつけて下さい!日本では考えられませんが、海外ではこういうことも起こります…
Wi-Fi環境
ほとんどのホテルでは無料でWi-Fiを使えるようになっています。ただ、ホテルや部屋の位置によっては全然Wi-Fiが繋がらない!電波が弱い!なんてことはよくあります。
わたしはフライトが終わって、海外のホテルにいる時はだいたいYouTubeを見ていたので、Wi-Fiが弱いのは死活問題でした。iPhoneをもって部屋をウロウロし、電波が強い場所を探し出す作業に入ります。部屋の中でも場所によって繋がりやすかったりすることがあるので、是非試してみて下さい!
旅行の場合は、観光中も色々と調べたりする用にWi-Fiルーターを借りて持っていくか、その国で使えるSIMカードを購入して行くのが一番良いかと思います。
フランスで使用したSIMカードの記事はこちらから↓
またホテルによっては、Wi-Fiを使う際に接続したwebページに「速いWi-Fiを使いますか?」という選択肢が出てくることがあります。この場合は金額が書かれていて、1日10€とか払うことになったりするので、無料のもの(freeと書いてあることがほとんど)を選択してWi-Fiに接続しましょう!お金を払ってでもYouTubeが見たい!!という場合はハイスピードで課金してもいいかと思いますが、私は使ったことがないので本当に速いのかどうかは不明です、、
ルームサービス
夜にホテルに到着して、1人で外に出るのも危ないしホテルのレストランももう閉まっている…ということがあります。そんな時に便利なのがルームサービスです!ホテルによって利用できる時間は違いますが、夜中でもサンドイッチなど簡単なスナックを提供しているところもあります。
ただ、ルームサービス24時間と書いてあるから大丈夫!と思っていても、ルームサービスの電話が永遠に繋がらないなんてこともあります笑
わざと?ねぇわざとなの?笑
私はこういった不測の事態に備えて夜にホテルに到着する場合は、カロリーメイト&ミネラルウォーター1本をスーツケースに入れています。この時もカロリーメイトで飢えをしのぎました。(ひもじい)
空調設備
日本のホテルだと馴染みのある空調スイッチで特に問題ないんですが、海外のホテルだとたまに使い方が分からない空調スイッチがあります。(写真の例が無くてすみません。。)あとは空調を暖かく設定しているはずなのにいつまでも冷気が出てきたり、そもそも空調スイッチが見つからなかったり、、、
特に東南アジアなどの常夏の国のホテルの泊まった時は、部屋の冷房が強すぎて風邪を引きそうになることが多々ありました。(冷房を消しても寒いことがあります。。)私は寝る時に足元を冷やさないように、小さめの携帯湯たんぽを持っていって体温調節をしています。
虫
これはアジアのホテルに多いですが虫が出ることがあります。これも、5つ星ホテルだから大丈夫!ということはありません。布団にダニがいて、翌朝足をみたらすごく刺されていたというCAもいました。(かわいそうすぎる。。)こればっかりは刺されてからでないと気づけませんよね。暖かい地域に行く時は虫除けスプレーを持っていきますが、さすがに寝るときまでスプレーはしませんよね。。笑
私はジャカルタのホテルで、ベットの近くにヤモリがでたことがありましたが、元々田舎育ちでヤモリは可愛いくらいなので放っておきました。
ヤモリか〜・・・寝よ。
虫に気が付いた場合は、ホテルのフロントに言えば部屋を変えてくれるので、遠慮なくフロントに申し出ましょう!!
まとめ
今回は、海外のホテル事情をご紹介しました!!日本と違う点を知っておけば、持っていくものも考えられるし対応ができるので、是非参考にしてみてください!!
日本のホテルってほんと快適!!